マルチングのメリット・デメリット

宿根草を植えた場所にバーク堆肥のマルチング作業(ボランティアのみなさん)を行ないました。
植栽直後は苗の根が周辺の土になじんでいないため,乾燥や雑草といった環境要因に弱い時期にあたります.そこで植栽後にバーク堆肥や稲ワラを苗のまわりに敷き詰めることを「マルチング」と言います。その効用は・・・1)雑草発生を抑制、2)土壌の乾燥や地表の高温化を抑制、3)雨滴による表層土の侵食と流亡を防止・・などです。しかし、必ずしもマルチングが良いかというと、こんなデメリットも最近あります。マルチングをすると(特に秋に)、昆虫がマルチングの間に入り込み越冬をします。彼らにとってこの上ない暖かな越冬場所です。もちろんその昆虫の中には、植物を食い荒らす種類(これを人間は害虫と呼んでいます)もいます。都内では、ケヤキの葉をたべる「ニレハムシ」がこれにあたります。雑草発生を抑制するためにマルチングをしたために逆にニレハムシの越冬率が高くなり食害が増えたのです。では薬剤散布はどうか? いやいやこれもけっしてデメリットも少なくありません。(むしろマイナス面が多いのです)やっぱり公園や庭の手入れは、必ず人の手が必要ということが判ります。英国では、植物が成長する為に大切なものを「太陽の光、天からの水、そして人の足音」と言います。この「足音」こそが植物が欲していることを知るために必要なことなんです。(K)

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