庭いじりには、良い道具が必要です。出来れば一生使いたくなるほど良いもの。でも良い道具は買うばかりではありません。必要に応じて作りましょう。写真はマルチング作業で使っていた道具、これは洗剤やサラダオイル(お酒もあるかな)などのプラスチック容器の底の部分を切ったもの。取っ手がついているので使いやすいです。作り方のコツは、取っ手を上にした時に下側を少し長くなる様に切っておきましょう。そしてとんがらない様に移植ゴテの先の様にすこし丸みを持たせます。(尖っていると少々危険、それに弱くなります)これがあれば植木鉢の細かな所に土を入れる事も簡単です。キャップを付けておけば後の水やりも簡単に出来ます。シャンプーの容器(だ円形のが使いやすい)も手ごろでいいです。自分の手の大きさにあったもので一個作っておけば重宝する事間違いなし!見た目が少々悪いのが欠点か?(K)
‘オープンまで/庭づくり’ カテゴリーのアーカイブ
庭いじりの道具
2009年4月14日 火曜日テラスのベンチを造る
2009年4月13日 月曜日マルチングのメリット・デメリット
2009年4月12日 日曜日宿根草を植えた場所にバーク堆肥のマルチング作業(ボランティアのみなさん)を行ないました。
植栽直後は苗の根が周辺の土になじんでいないため,乾燥や雑草といった環境要因に弱い時期にあたります.そこで植栽後にバーク堆肥や稲ワラを苗のまわりに敷き詰めることを「マルチング」と言います。その効用は・・・1)雑草発生を抑制、2)土壌の乾燥や地表の高温化を抑制、3)雨滴による表層土の侵食と流亡を防止・・などです。しかし、必ずしもマルチングが良いかというと、こんなデメリットも最近あります。マルチングをすると(特に秋に)、昆虫がマルチングの間に入り込み越冬をします。彼らにとってこの上ない暖かな越冬場所です。もちろんその昆虫の中には、植物を食い荒らす種類(これを人間は害虫と呼んでいます)もいます。都内では、ケヤキの葉をたべる「ニレハムシ」がこれにあたります。雑草発生を抑制するためにマルチングをしたために逆にニレハムシの越冬率が高くなり食害が増えたのです。では薬剤散布はどうか? いやいやこれもけっしてデメリットも少なくありません。(むしろマイナス面が多いのです)やっぱり公園や庭の手入れは、必ず人の手が必要ということが判ります。英国では、植物が成長する為に大切なものを「太陽の光、天からの水、そして人の足音」と言います。この「足音」こそが植物が欲していることを知るために必要なことなんです。(K)